ネットワークエンジニアが学ぶAWS

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【アクセス増加に必須】Route53のドメイン設定

約 8 分
【アクセス増加に必須】Route53のドメイン設定

こんにちはカワタンです。

今回は、インターネットの住所に当たる「ドメイン」に関してお話をさせていただきます。そもそもドメインとは何か、どんな種類があるのか、AWSでドメインを設定するためには何が必要になるのかという3つの観点で説明をした後に、AWSでのドメイン設定方法について具体的に説明していきます。

ドメインとは

ドメインとは、一言で表すとwebサイトの住所に当たるものです。webサイトは、インターネット上にあるwebサーバにアクセスすることで内容を表示します。本来であれば、このwebサーバには個別のIPアドレス(#1)が割り振られています。

#1 インターネット上の機器に与えられた個別の管理数字

IPアドレスを使うことでwebサーバにアクセスすることができます。例えば、IPアドレスとして「10.1.1.1」が割り当てられているwebサーバにアクセスする場合には、webブラウザから下記の通りにアクセスします。

10.1.1.1のwebサーバにアクセスする場合
http://10.1.1.1

これだとちょっと見にくいし、覚えにくいですね笑
そこで誰でも簡単にアクセスできるように、IPアドレスの数字をわかりやすい文字列にしたものがドメインです。インターネットで調べ物をしたいと思った時には、webブラウザ上でhttps://google.co.jpにアクセスして検索をすると思います。この「google.co.jp」に当たる部分がドメインです。これによってアクセスするユーザからはわかりやすくなりますね。
このドメインとIPアドレスを紐付ける仕組みのことをDNS(Domain Name System)と呼びます。アクセスするユーザから見ると、ドメインを入力してアクセスしていますが、実はインターネット上で対応したIPアドレスのwebサーバに向かって通信が行われています。

DNSの仕組み

webサイトを自分で作りたい場合には、レンタルサーバなどを活用して自分だけのwebサーバを持つ方が多いと思います。このwebサーバに割り当てられるドメインにも種類があります。「初期ドメイン」と「独自ドメイン」の2種類です。

初期ドメイン

例えばレンタルサーバとして代表的な、「エックスサーバ」でサーバを契約したときには下記の図のように初期ドメインを設定する画面が表示されます。
エックスサーバーでの初期ドメイン設定自分で決めることができるのは、「xrsv.jp」の前にある部分だけになります。そのため、初期ドメインでwebサイトを運営していく場合にはそぼwebサイトはエックスサーバが管理しているwebサイトの一部として認識されてしまいます。

初期ドメインと独自ドメイン

初期ドメインは、楽に設定できる点がメリットとしてありますが、いくつかのデメリットがあります。

初期ドメインの特徴
・検索結果に乗りにくい
・サーバを変更することができない
・Googleアドセンスの審査を受けられない

ただwebサイトを作ってインターネットに公開することだけを目的にするのであれば、初期ドメインのままwebサイトを運用していく選択肢もありです。ただ、多くの人に見てもらって価値を提供したいと考えるのであれば、絶対に独自ドメインにしておくべきです。

独自ドメイン

独自ドメインは自分で取得する手間は発生しますが、使うことで多くのメリットがあります。

独自ドメインの特徴
・検索結果に乗りやすい
・サーバを変更しても内容を引き継ぐことができる
・Googleアドセンスやアフィリエイト登録の審査に通りやすい

自分のメディアとしてwebサイト運営を本格的に行いたいのであれば、独自ドメインを必ず取得しましょう。

AWSでの独自ドメイン設定手順

では、今回は独自ドメインを取得してAWSのサーバに割り当てる手順を紹介したいと思います。具体的には下記の手順で進めていきます。

① お名前.comでドメインの取得
② Route53を使用してドメインの割り当て

webサーバをすでに持っていることが前提の手順になります。まだAWSでサーバを作ったことがない方はこちらの記事を参照してください。

お名前.comでのドメインの取得

まずは、ドメインを取得していきます。お名前.comでのドメイン取得であれば、1年間使えるドメインが1円から取得できるのでお勧めです。
※レンタルサーバーも一緒に契約することで、安くドメインを取得することができますが、最低でも3ヵ月分の利用料金が必要になるためオススメはしません。僕も間違って登録してしまい、とても後悔しました( ノД`)

お名前.com
にアクセスして、[取得希望のドメインを入力]に取得したい下記のルールに従ってドメイン名を入力して[検索]クリックします。

入力ルール
・3~63文字で入力してください。
・英数字と「-」のみ使用可能です。
・大文字は判別されず、すべて小文字として扱われます。
・「-」は最初と最後、3文字目4文字目には使用できません。

入力例
example001
※.comや.jpの部分は次の画面で選択します。
お名前ドットコム:トップページ

取得したいドメインの.以降の部分を選択して[お申込みへ進む]をクリックします。

お名前ドットコム:ドメイン選択

作成するドメインを確認して、ログインまたは新規登録します。

お名前ドットコム:申し込み内容確認ページ

ログイン後にページを下までスクロールして、『サーバー選択』画面で「利用しない」を選択して[お申込みへ進む]をクリックしてください。お名前ドットコム:サーバ選択ページ

『申し込み内容確認画面』に移るので、ご希望の支払い方法を選択して[申込む]クリックします。
※whois情報代行サービスは必ずONにしておきましょう。OFFにした場合、サーバの所有者として自身の氏名や住所が公開されてしまいます!

お名前ドットコム:支払い方法選択ページこれで独自ドメインを作成することができました。続けてAWSでドメインを登録する方法を説明していきます。

Route53を使用してドメインの割り当て

取得したドメインをAWSの環境内にいるサーバに割り当てます。AWS内でドメインを紐づけるためには、AWSのDNSサービスであるRoute53を使用します。Route53は、ドメインを登録することで指定したIPアドレスにアクセスを向けることができるサービスです。「どんな状況でもサービスが途切れることがない」特徴を持っています。Route53での不可分散運用

Route53へユーザがドメイン取得の要求をする際には、4つのサーバが受け口になります。そのため、たとえどれかのサーバで不具合があったとしても、他のサーバで要求に対する返信を返すことができるためにサービスを途切れることなく使用することができます。それでは、先ほど取得したドメインをRoute53に登録していきましょう。

AWSコンソール画面にログインします。(アカウント作成から始めたい方はこちらの記事を参考に登録してください)
IAMユーザによるAWSサインイン画面
Route53のコンソール画面に移動します。
※Route 53は2019年2月現在では日本語対応していないため、英語画面での操作になります。
AWSマネジメントコンソール:Route 53コンソールへ移動
[Hosted Zone]タブをクリックします。
※初めて利用する場合には、「DNS Management」に表示されている[Get Started Now]をクリックしてください。

登録しているドメインを管理する画面に移るので[Create Hosted Zone]をクリックします。

下記の通りに入力して[Create Hosted Zone]をクリックします。

入力項目
Domain Name:(取得したドメイン名を入力)
Comment:空欄
Type:Public Hosted Zone

Route 53コンソール:新規ドメイン追加

ホストゾーンの作成が完了すると、『レコード(#2)管理』画面移るので[Create Reord Set]をクリックします。

#2 Route 53での登録しているドメインの設定内容

Route 53コンソール:レコード一覧の表示

続けてレコード情報の入力に移ります。下記の通りに入力して[Create]をクリックします。

Name:空欄
Type:A – IPv4 address
Alias:No
TTL:300
Value:(webサーバのIPアドレスを入力)
Routing Policy:Simple
Route 53コンソール:選択ドメインの設定追加
作成されたレコード情報を確認します。「Type」に「NS」と記載のあるレコードは、Route 53で要求を受けるDNSサーバのことを表しています。4つのサーバ名をコピーしてテキストファイルなどに保存しておきましょう。

Route 53コンソール:作成したレコードの追加確認

続けてレジストリ情報を設定します。今の状態では、ドメインに向けたアクセスはお名前.comのDNSサーバに向かって通信が行われています。この通信をRoute 53のサーバに向かうようにします。

お名前ドットコムからRoute53へのDNS中継

まずはお名前.comにログインします。

お名前ドットコムへログイン[ドメイン設定]をクリックします。

画面を下にスクロールして、[ネームサーバーの設定 – ネームサーバーの変更]をクリックします。

登録の情報が正しいかの確認画面が表示されるので、[登録情報は正しいので、手続きを進める]をクリックします。

『ドメイン名』の中で、「作成したドメイン名」の隣に☑を付けて[他のネームサーバを利用]をクリックします。

Route53のレコード画面でコピーした4つのサーバ名を入力して、[確認画面へ進む]をクリックします。

設定内容の確認画面が表示されるので、表示内容を確認してから[設定する]をクリックします。

以上でRoute53の設定は終了です。実際にwebブラウザでアクセスしてみましょう。
※ドメインの設定変更の反映には時間がかかる場合があります。すぐに表示されない場合には時間を置いて再度アクセスしてみてください。

アクセスするURL
http://(取得したドメイン名)

これで従来通りのwebサイトが表示されれば正常に動作しています。

まとめ

今回はドメインに関して、AWSでの独自ドメイン設定手順を紹介させていただきました。本格的にwebサイトを運営していく上では、独自ドメインを取得するメリットは物凄く大きいです。また、Route 53は使い勝手がよくAWSでサーバを建てていない人でも利用している人が居るほど認知度が高いです。ぜひ一度自分で取得した独自ドメインを使用して自分のwebサーバに紐づけてみてください!

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カワタン
3年半インフラエンジニアとしてネットワーク運用/構築に携わってきましたカワタンです^_^AWSのことを知ってから、このサービスが大好きになって現在猛勉強中です(*^^*)
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